酸塩基均衡
血液中の酸と塩基(アルカリ)の釣り合いを酸塩基均衡という。

血液中のpHは、7.4前後(7.35~7.45)で維持されている。

酸は二酸化炭素が最も多く、塩基は炭酸水素イオン(HCO₃⁻)が最も多い。

二酸化炭素は肺排出量を増減し、炭酸水素イオンは腎臓で尿中排出量を

増減することによって、体内の酸と塩基のバランスをとっているわけである。

 

 

★アシドーシスとアルカローシス
血液中の酸が増えた状態(あるいは塩基が減った状態)をアシドーシスといい、

血液中の塩基が増えた状態(あるいは酸が減った状態)をアルカローシスという。

肺で調節しているのは二酸化炭素という酸の排泄量であるので、

二酸化炭素が増えている時を呼吸性アシドーシス、二酸化炭素が減っている時を

呼吸性アルカローシスという。

などで起こりやすい。

 

二酸化炭素以外の酸(アンモニアや乳酸、ケト酸など)がふえたり、塩基(HCO₃⁻)が

失われている時は代償性アシドーシス、酸(胃酸などにふくまれる塩酸など)が失われたり、

塩基が増えている時を代償性アルカローシスという。

 

⇒気管について