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生 理
胃の機能は、食物を一時的に蓄え、物理的にすりつぶす、

あるいは化学的に溶かすことである。

胃で消化された食物は粥状の流動物となり、少しずつ十二指腸へ送り込まれる。

 
胃液は1日に1~2ℓ分泌される。

主成分は塩酸、ペプシン、粘液で、このほかに、ナトリウム、カリウム、カルシウムや

数種の塩類を含み、血液中のpHの調整や電解質代謝に関与している。

 
1、胃の機能
〈食物の消化作用〉
・ 食物を一時蓄え、物理的にすりつぶすこと、あるいは化学的に溶かすことである。

・ 胃で消化された食物は径1mm前後の粥状の流動物となり、

少量ずつ十二指腸に送り込まれる。
・ 胃の消化作用は強い酸性の胃液と、胃壁の蠕動運動によるものである。

 
〈胃液の分泌〉
・ 胃液の主成分は塩酸、ペプシン、粘液でその他に種々の電解質(Na⁺、K⁺、Mg²⁺、HCO₃⁺、SO²⁻など)を含んでいる。

消化作用のほかに血液のPHの調節や電解質代謝に関与している。
・ 胃液は無色透明、無臭、強酸性で1日に1~2㍑分泌される。
・ 胃底腺の主細胞から分泌されるペプシノーゲンは、壁細胞から分泌された塩酸により

活性化されてペプシンとなり、ペプシンはたん白質を分解してペプトン(消化産物)をつくる。
・ 粘液は胃の内部を覆って粘膜を保護している。
・ 胃液の分泌は神経性及び体液性に調節される。

空腹時においても基礎分泌として少量の胃液が分泌されるが、

食物を摂取する際の分泌刺激で胃液分泌は亢進する。

 

胃液分泌の仕組みについて