上肢の構造と機能

・上肢帯は肩甲骨と鎖骨により、体幹とそれぞれ肩鎖関節および胸鎖関節

連結されているが下肢ほど支持性はなく筋肉によって吊り下げられた形態をしている。

可動範囲は広く、日常生活を送る細かな動きに対応できる。

 

肩関節は肩甲骨と上肢骨により、肘関節は上腕骨、橈骨、尺骨により、

手関節は橈骨、尺骨、手根骨により形成される。

 

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肩関節の運動は一部、第4頸神経が支配するが以下は第5頸神経から、

第1胸神経までが腕神経叢を形成したのち筋皮神経と橈骨神経、正中神経、

尺骨神経に分かれて上肢の運動と知覚を支配している。

 

肩関節

・肩関節は肩甲骨と上肢骨で構成され、

屈曲(前方挙上)、伸展(後方挙上)、外転(外側挙上)、内転、内・外旋と広範囲な運動を行う。

 

・主要動作である挙上の初期には、棘上筋、棘下筋、小円筋、

肩甲下筋で構成される腱板が働き、外転には三角筋が受け継いで腕を挙上する働きをする。

 

・屈曲(前方挙上)には三角筋と大胸筋が、伸展には棘下筋が、外旋には棘上筋、

小円筋などが主に働く。

運動器の関節の仕組み