肘関節

・肘関節は上腕骨、橈骨、尺骨で構成され、屈曲・伸展および前腕の回旋運動を行う。

・屈曲には上腕二頭筋(第5、6頸神経が支配)が、前腕回内には円回内筋(正中神経支配)、

前腕回外には回外筋(橈骨神経支配)が主に働く。

 

WS000015

 

手関節

・手関節は橈骨と尺骨および手根骨(橈骨には舟状骨と月状骨、

尺骨には豆状骨)で構成され中手骨および指骨を含めて伸筋と屈筋の、

バランスにより自由な運動性を持つ。

 

・主な働きである手関節背屈には(長・短)橈側手根伸筋と尺側手根伸筋(橈骨神経支配)が、

屈曲には橈側手根屈筋(正中神経支配)と尺側手根屈筋(尺骨神経支配)が働く。

 

WS000016

 

WS000017

 

手部・手指

・人間の手は細やかな動作や重量物を扱えられるように複雑な進化をしてきた。

とくに母指は物をつかむために対立位をとり、屈曲・伸展・外転・内転および対立運動を行う。

 

・母指の屈曲には長母指屈筋(正中神経支配)と短母指屈筋(正中、尺骨神経支配)が働き、

伸展には長・短母指伸筋(橈骨神経支配)が働く。

 

・他の4指はMP(中手指節)関節、PIP(近位指節間)関節、DIP(遠位指節間)関節、

3関節を有し主な運動である屈曲には深指屈筋(尺骨神経支配)と浅指屈筋(正中神経支配)、

が主に働き、(総)指伸筋(橈骨神経支配)に骨間筋や虫様筋などが補助する。

関節の解剖生理