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尿細管

尿細管は、近位尿細管、ヘンレのわな、遠位尿細管、集合管に大別される。(図)

遠位尿細管は、ヘンレのわなの太い上行脚としてはじまる。

腎小体の輸入細動脈に接近すると、尿細管上皮細胞から緻密斑と呼ばれる、

特殊な構造物が構成される。

これは、輸入細動脈の平滑筋からできた糸球体旁細胞に接している。

両者は、血管極の両細動脈の間にあるメサンギウム細胞からできた血管旁質と密接に、

関係している。

これら3者は、レニンやエリスロポエチンの酸性に関与する。

 

腎の血管系

腎臓は、血管に富んだ臓器である(体重の約1/300)。

老廃物を含んだ血液は腎動脈によって腎門から入り枝分かれをして腎錐体の間を通り

(葉間動脈)、弓状動脈となる。
皮質側

弓状動脈から皮質に向かって小葉間動脈が放射状に出る。

この動脈から直角に出ている多数の枝が糸球体への輸入細動脈で、

糸球体毛細血管網を作った後、輸出細動脈となり、再び皮質の尿細管の周囲で

毛細血管網を作り小葉間静脈に集まる。

皮質の尿細管周囲毛細血管網の血液量は、全腎臓血液量の約90%で、

この経過中に再吸収と分泌が行われる。

 

髄質側

髄質に近い皮質深層の腎小体からでた輸出細動脈は、腎乳頭に達する。

この間、弓状動脈、小葉間静脈に合流する。静脈血は、小葉間静脈、弓状静脈、

葉間動脈、腎静脈となって腎臓からでる。

 

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腎臓の働き