【男性生殖器の構造と働き】

 精巣と副性器(精子輸送の精路、付属腺‐前立腺、精嚢と尿道球腺、外生殖器)からなって
いる

精巣(睾丸);精子を作る精細管(1日約3000万の精子を産生)と、男性ホルモン(アンドロゲ
ン)をテストステロンという形で分泌する間細胞がある。

精巣上体(副睾丸);精巣の後縁に沿った器官で、精細管に続く精巣上体管からできている。精巣内で作られた精子は、活発な運動能力は無く、受精能力に欠けているが、迂曲した長い管(4~6cm)を通過する間に機能的に成熟し、この間の尾部の広い管腔内に貯蔵される。

精管・射精管;精管は、精巣上体の尾部から始まって鼠径管を通り、精嚢の導管と合流、
射精管となって前立腺を貫き、左右別々に後部尿道に開口する。

射精時には筋層の収縮によって精子を尿道に運ぶ
前立腺;栗の実大の腺で、射精管と後部尿道を囲んでおり、尿道周囲の内腺と外側の外腺に分けられる。

乳白色で、特有の匂いをもつ弱酸性(pH6.6)の液を尿道中に分泌する

精嚢;前立腺の後上側にある袋状の腺で、アルカリ性の分泌液は果糖に富み、精子の運動
のエネルギー源となる

陰茎;尿道を包む1つの尿道海綿体と、その背部にある左右2つの陰茎海綿体からなる。
勃起は、性器興奮によって拡張した動脈から、海綿体に大量の血液が急速に流入充満することによっておこる。

⇒前立腺肥大症の原因・病態