○検査当日の手順
①検査前の1食を禁食とする(午後の検査の場合は昼食、午前検査の場合は朝食。ただし検査30分前まで水分は摂ってもよい)。
②血管造影チェックリストに必要事項を記入する。
・感染症の有無について必ず確認する。
・意識レベルとバイタルをチェックする。
③検査前に排尿・排便を促す。
④義歯や時計、ヘアピン、眼鏡ははずし、T字帯・検査着に着替えさせる。
⑤医師から指示された輸液を点滴セットに接続し、上肢からの血管ルートを確保する。
*造影剤ショック時の血管確保や、体動が激しい時の鎮静を目的とする。
・血管確保は、放射線室で行う場合もある。
⑥病室を出る際に、患者をストレッチャーに移してから、指示された前投薬を行う。
⑦造影室についたら患者の移動を手伝い、X線室Nsにチェックリストに沿って申し送りを行う。
⑧検査終了の連絡を受けたら、ストレッチャーで患者を迎えにいく。
・穿刺した側の下肢を曲げないように注意する。*屈曲すると穿刺部の圧迫が緩み、止血が不十分になる。
⑨帰室したらベッドの移動を援助し、穿刺側の下肢を伸ばした状態で抑制帯により固定する。

○診断のポイント
・造影すると動脈相(造影剤注入から1秒弱)、毛細血管相(2秒程度)、静脈相(4~6秒)の順に描出される。通常は正画像と側画像を撮影し、必要に応じて角度を変えて撮影する。 
*最近では、デジタルサブトラクション血管造影(DSA)法の施行可能な施設が多い。DSA法は、造影剤注入後の画像から造影剤注入前の画像をデジタル変換によって消し、造影剤の入った血管だけを描出する方法である。
 
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