<脳波とは>
 脳波は(electroencephalogram:EEG)大脳皮質神経細胞から発生し、大脳深部で律動性が調整されている。てんかん、意識障害、脳死判定、睡眠異常に有用な検査であるが、内分泌疾患、代謝性疾患、精神疾患でも脳波異常を認める。
 しかし、各疾患に特異的なものではない、てんかんや頭部外傷では、脳波により病変の判定や、部位が確定できる。

<脳波の記録>
一般の脳波検査において頭皮上で使用する電極としては、皿電極と針電極がある。一般には皿電極が使用される。
①皿電極
 皿の部分に電極糊(ペースト)を塗り、頭皮に付着させる。
②針電極
 長さ1~2cmのステンレススチール製の針で、頭皮内に5~10mm刺入して使用する。感染症対策として、ポータブルの針電極が使用される。
 電極の使用前に、頭皮をアルコール綿などで、皮脂などをよく拭き取る。また、被検者には前日に洗髪をしてもらうが、整髪料の使用を避けるように指導する。
③特殊電極
 咽頭電極、鼓膜電極、頭蓋底針電極がある。頭蓋底針電極は、一般には使用されることは少ない。
 検査は遮蔽室で行うことが望ましい。遮蔽室を使用できない場合は、静かな、機械的振動の少ない、湿度が低く電気的雑音発生の少ない場所を選ぶ。また、患者の身体、脳波記録計、すべての電源に接地アースをとる。患者の身体の下に金属板を挟んで接地アースをとることもある。

⇒続きはこちら☆