<準備物品>
検査手順に従って、必要になる物品を準備する。

●手技と検査介助●

1)準備
右腕を頭部に挙上し、これを枕にするようにして仰臥位に寝かせる。右前腋窩腺と右中腋窩腺の中間で呼気時に肺を避けられる肋間からエコーを当てて肝内血管を損傷しない方向を決定し、正中線上にフェルトペンで印を付け穿刺方向を決定する。この時、呼気で呼吸を止める練習を繰り返す。
刺入部位の皮膚を消毒し滅菌穴あき覆布を広めに掛ける(図2)。

<検査介助>
・患者左手に血圧計を巻きバイタルサインを測定する。患者の不安を取り除き、呼吸の止め方を助言・介助し、清潔領域へ不用意に手を出さないように指導する。

2)局所麻酔
穿刺肋間の肋骨上縁の皮膚にキシロカインで膨疹を作り刺入部を麻酔する(肋間動脈は肋骨下縁に沿って走行するので、肋間動脈損傷を避けるために肋骨上縁で穿刺する)。
呼気でしっかり呼吸を止めさせ、あらかじめ決めておいた穿刺方向に向かってキシロカインを注入しながら一気に麻酔注射針を肝臓表面直前まで進め、直ちに注入しながら抜去する。この時、呼吸運動により肝臓が動くと麻酔注射針で肝表面が切れて大出血を起こすことがあるので、呼気での呼吸停止を確実にしなければならない。

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