内視鏡検査(エンドスコピー)とは、身体の中を内視鏡(エンドスコープ)を用いて直接観察する検査法である。経口的に内視鏡を挿入し、食道や胃・十二指腸までの観察を行い、消化管内病変の診断・治療を行う。〔図1〕通常5~20分程度で終了する。

検査の適応
上部消化管に病変の存在が疑われる場合には、すべての内視鏡検査の適応である。食道・胃・十二指腸病変の肉眼診断、生検組織の採取、止血、ポリペクトミー、異物除去などの治療を行う。以前は最初にX線検査を行い、異常が疑われてから内視鏡検査を施行していた。しかし、現在では細径前方直視鏡の進歩と普及により、最初から内視鏡検査を行う場合が多くなってきている。
 
禁忌
①消化管穿孔の患者
②消化管高度の炎症(腐食性食道炎など)のある患者
③咽頭・食道上部の通過障害のある患者
④重篤な心肺疾患のある患者
以下に示す患者は、禁忌ではないものの、スコープの機種、麻酔を考慮して注意深く行わなければならない。
①高齢者
②循環系異常(不整脈や心筋梗塞の発作直後など)のある患者
③頸部、脊椎に異常がある患者
④消化管の手術直後の患者
⑤内視鏡検査を納得できない、あるいは理解できなく、協力できない患者

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