○病名
大腸ポリープ( 盲腸 ・ 上行結腸 ・ 横行結腸 ・ 下行結腸 ・ S 状結腸 ・ 直腸 )
○目的
放置しておくと癌になる可能性があり、またすでに一部に癌が潜んでいる可能性があるため、内視鏡的に切除する。
○方法・手技
ポリープの形状により2 通りの方法がある。
A 内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)・・・隆起のあるポリープ
ポリープにスネア(輪状の電気メス)をかけて切除し、回収する。
B. 内視鏡的粘膜切除術(EMR)・・・平坦なポリープ
粘膜下に生理食塩水などの液体を注入してポリープを浮き上がらせた後、A と同様に切除・回収する。
○合併症
A. 出血
止血を確認して終了するが、わずかな確率で後に出血することがある(2~3 日後に認める
場合もある)。出血した際ほとんどの場合、経過観察・クリップによる内視鏡的処置により保存的に対処する。
B. 穿孔
大腸は壁が薄いため、切除時あるいは切除後数日たってまれに小穴があく可能性がある。
クリップ等による閉鎖を行うが、手術が必要となる場合がある。
C. その他
そのほかにも予測できないことが起こる可能性は否定できないが、すぐに対処する。
組織検査の結果、追加切除・手術が必要となることがある。