肛門と陰嚢の間の会陰部から切開する手術によって組織を採取する方法と、会陰部や直腸から生検用穿刺針を用いて組織を採取する方法がある。直腸に超音波プローブを挿入する経直腸超音波装置を用いた、経直腸前立腺針生検が一般的に行われる。超音波画像上に病変の見られる部位へ穿刺したり、あるいは系統的に前立腺全体に数か所穿刺する。前立腺がんの確定診断に用いれる検査        法である。
《検査前の看護》
1)検査前のオリエンテーション
 検査の目的、方法、場所、所要時間、検査前の準備、注意事項について説明を十分にし、患者の協力を得る。入浴または清拭により陰部の清潔に留意する。
2)検査前の準備
1.麻酔方法に応じ絶飲絶食を説明する(脊椎麻酔の場合は絶飲絶食、無麻酔の場合は食事可)。
 2.グリセリン浣腸(60ml)を施行する。
3.検査前に排尿を済ませるよう説明する。
4.バイタルサイン、一般状態の観察をする。
5.患者の下半身の衣類を脱衣してもらう。
6.血管確保介助。
7.自動血圧計装着。
8.超音波プローブは、ガス滅菌できていない場合(数例続けて生検する場合など)は、検査前に機械用消毒にて消毒、30分間消毒液に浸したのち注射用蒸留水を使用し洗浄する。
9.良好な砕石位を確保し、苦痛の軽減に努める。

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