《検査中の看護》
1)介助の手順
1.バイタルサイン、一般状態の観察をする。
2.麻酔の準備。
3.砕石位をとる。良肢位を確認する。
4.直腸内のイソジン消毒の介助をする。
5.生検の介助をする。
6.穿刺し採取された組織片のその先端にごく微量の墨汁をつけ、ホルマリン液入り標本瓶に入れる。
7.穿刺部を消毒後出血がある場合、直腸にイソジンガーゼを挿入する。
8.バルーン・カテーテル留置を介助する。
9.ストレッチャーにてベッドへ移送する。
10.バイタルサイン、一般状態の観察をする。

2)介助のポイント
1.麻酔により以下のとおり体位を設定する。
粘膜麻酔:砕石位。
仙骨麻酔:腹臥位(まくらを腹の下に入れ、仙骨裂孔が開くようにする)。
脊椎麻酔:端座位(足台を置き前かがみの体勢をとる。)
2.粘膜麻酔をする場合は、べノキシールゼリー20mlを浣腸器で、直接肛門より直腸に注入し15分おく。
3.仙骨麻酔、腰推麻酔をする場合は、体位の確保をし、麻酔後仰臥位に体位変更する。
4.プライバシーの保持に努め、苦痛の少ないように配慮する。
5.組織片を採取するごとに生理食塩水にて生検針の先を洗う。
6.粘膜麻酔の場合は、検査後バルーン・カテーテルは留置しないが、血尿を認める場合に留置する。
7.検査後の出血に対して直腸内にガーゼが挿入されている場合、3時間後抜去する。
《検査後の看護》
1)観察のポイント
1.血圧に注意して、バイタルサイン、一般状態を観察する。
2.検査後、穿刺部位出血の有無(血尿・肛門部の出血)、疼痛、血便の有無を観察する。
3.感染(急性前立腺炎)
4.尿閉
2)患者へのオリエンテーション
1.安静時間、水分開始・食事開始時間の説明をする。
2.検査後、水分を500ml~1000ml摂取するよう指導する。
3.出血・疼痛など異常症状の出現時、早期に連絡するように説明する。
4.検査当日の入浴は禁止する。
5.力んだりしないように説明する