【看護の要点】

<胸腔穿刺時の看護のポイント>

検査前
①検査の目的や方法を説明し、患者の了解を得るとともに、不安を取り除く。
②胸部の聴打診、胸部X線検査などで胸水の貯留状態、部位を確認しておく。

体位の取り方
①体位は一般に座位または仰臥位で行い、肋間腔を広げるために、穿刺側の上肢を挙上する。
②座位の場合はオーバーテーブルに上肢をのせ、もたれかかるようにすると肋間腔も広がり患者も楽である。(図Ⅳ 1-6)

穿刺中
①穿刺は感染防止のため、滅菌操作で行う。
②穿刺部位(図Ⅳ 1-7)を中心に広範囲に消毒した後、局所麻酔を行う。
③針を胸壁に刺入する瞬間は、体動や咳、深呼吸をしないように患者に声かけをしながら協力を求める。
④大量の排液を目的とする穿刺の場合は、急激な排液によるショックや呼吸困難を生じることがあるので、顔色、脈拍、呼吸状態、血圧などの観察を十分に行う。

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