穿刺後
① 穿刺後は1~2時間安静臥床する。
② 気胸や肺組織の損傷がないか、その徴候の観察を注意深く行う。
・ 呼吸数の増加、咳、呼吸困難、頻脈、胸痛、左右非対称性の胸郭運動、チアノーゼ、血痰など。
③ 穿刺部位から胸水の漏出や出血をみることがあるので、消毒後滅菌的に圧迫固定し感染予防する。
検体提出
① 検体は滅菌容器に採取する(とくに細菌検査の場合)
② 穿刺後は細胞成分が変形しやすいので、できるだけ早く検査室へ届ける。

排液は透明度、色、漿液性か、膿性かなどの外観について調べる。滲出液か漏出液かの判定にはリバルタ反応・検査がある(表6)。そのほか、細菌学的検査、細胞学的検査が行われる。細菌感染症では、肺結核、肺化膿性症、悪性腫瘍では肺がん、悪性リンパ腫の際に胸水の貯留がみられる。