脈拍
目的:脈拍数、緊張度、リズムなどを観察して、循環状態を判断する。
小児の脈拍・心拍の特徴:小児の脈拍は一般に成人より多く、成長とともに減少してくる。生理的変動の1つである呼吸性の変動は一般的に小児に高頻度にみられ、睡眠時や安静時に著名であり、吸気に増加し呼気に減少する。この変動も成長するにつれて少なくなり成人に近くなってくる。
測定部位と測定方法:脈拍は、浅側頭動脈、大泉門、総頸動脈、上腕動脈、橈骨動脈、尺骨動脈、大腿動脈、膝窩動脈、足背動脈で測定できる。
①安静時や睡眠時に測定する。
②小児の状態に応じた測定部位を選ぶ。
③測定する動脈に沿って、示指、中指、薬指の3指を軽く触れる。
④脈の性状も観察しながら、1分間の脈拍数を測定する。
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