1 代謝の概要
◎代謝・栄養とは
 ヒトを含むすべての生物は、絶えず栄養物質を体外から取り入れ、消化・吸収してエネルギー変換、あるいは体内物質合成のために利用することにより、生命活動を営んでいる。

 糖質、蛋白質、脂質を3大栄養素といい、またビタミン、ミネラルなどは微量栄養素という。

これらの過不足が原因となって生じるのが栄養疾患である。

最近の日本国民の主要栄養素摂取状況によれば、カルシウム持取を除いて充足状態を維持しており、栄養欠乏症を呈することはきわめて少ない。

 栄養素は体内で複雑な過程を経て代謝される。

代謝は異化と同化に分けられる。

異化とは栄養素を分解して得られるエネルギーを利用してATP(アデノシン三リン酸)を生成する諸反応であり、同化とは、生体物質を合成する反応である。

この異化と同化の両面を代謝といい、正常状態では生体内の異化と同化は同時に進行しており、均衡を保っている。

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