WS000017

⑤脳細胞はブドウ糖に頼りきっている
 脳細胞は、その工ネルギー源の90%以上をブドウ糖に依存している。その率で計算すると、ヒトの脳全体が働くためには1日当たり約100~150gのブドウ糖か必要ということになる。脳細胞にとってブドウ糖はまさに生命の糧なのである。さらに脳細胞にはブドウ糖を蓄えておく機能、つまりグリコゲンを合成する能力がほとんどない。これでわかるように、もし何かの原因で、血液中のブドウ糖が少なくなり過ぎた状態(これを低血糖hypoglycemiaという。hypoは「低い」、glycoは「ブドウ糖の」、-emiaは「血液の状態」)が生じると、脳細胞にとっては死活問題、ひいてはその人の命までも脅かすことになる。