【食道の血管】

動脈は頚部では下甲状腺動脈、胸部では気管支動脈と固有食道動脈、腹部では左胃動脈と下横隔膜動脈から血液は供給されています。
静脈は頚部食道では下甲状腺静脈、胸部では奇静脈、半奇静脈へと流入する。

胸部下部から腹部食道にかけては傍食道静脈から左胃静脈、短胃静脈と交通し門脈系に入る。
これらの静脈を理解することが食道静脈瘤を知る上で大切である。

【嚥下運動】

飲食物は次のように送られる。
①舌で食塊を咽頭へ送る
②このとき、軟口蓋と喉頭蓋は、食塊が鼻腔と喉頭へ入らないように閉じる
③反射的に食塊は食道へ流れる
④食道にきた嚥下物は、蠕動運動で胃に運ばれる

 これらは、延髄の嚥下中枢によって統御された、無意識の運動(嚥下反射)によるものである。

⇒逆流性食道炎の症状