シャント部位の管理方法:シャントには・・・・
狭窄・閉塞・感染・動静脈瘤・過大シャント・静脈高血圧・虚血
などの合併が見られるため、この合併症の予防と早期発見が大切。
〝観察〟
術後7日~14日間、抜糸が済むまでは、創部に感染徴候(発赤・腫
脹・熱感・疼痛・滲出液)がないかを確認。
狭窄や閉塞の早期発見のために、シャント部に聴診器を当てて、
血管音を聴取する。
よいシャント音は、「ザーザー」「ゴーゴー」と心臓の鼓動に合わせて
血管音を聴取する。
流れが悪い場合には「ヒューヒュー」と高い音になったり「キュン」「シャ
ッシャ」と短い音になったりする。
増設側の腕の血流障害が起きていないか、手指の冷感・色・痛みの
確認。
低血圧・脱水・重症の感染症など、シャントが閉塞しやすい徴候に注
意。
〝指導〟
シャントのある腕で以下のことを行わないほうがよいことを指導。
重いものを肘に下げる。
血圧を測る
腕時計をはかる
ゴムのきついシャツをたくしあげる
腕枕をする
杖をついたときに体重を強くかける