~④の続き

肺尖部の癌で上肢の感覚異常が起こりやすいのは、

近くを腕神経叢や交感神経幹が通るためであり、

肺尖部の癌が浸潤すると上肢の感覚異常のほか交感神経の障害が起こる。

 

 

縦隔には、心臓、大血管、主気管支、食道などの器官が存在するため、

肺がんなどで上大静脈の血行が障害されると顔面や上肢にうっ血が起こり、

顔面浮腫や紅潮を起こすことがある。

 

肺の区分は気管支分岐部に対応しており、右肺は上・中・下の3葉

左肺は上・下の2葉に区分される。

 

葉間には肺胸郭が入り込み、右肺では水平裂と斜裂、左肺では斜裂となる。

肺は左右で10区域に分けられる。

 

 

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肺の働きとしては、呼吸と関連して大量の血液を含む。

ガス交換のために肺動脈により大量の血液が送り込まれ、

ガス交換された新鮮血を心臓に戻す肺静脈が入り込み、

肺はさながら血液を吸ったスポンジとなる。

 

 

肺や気管支への栄養は、胸大動脈から起こる気管支動脈による

栄養血管により支えられている。

 

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