2、 各採血部位の固定と介助の方法

① 肘静脈の場合
患児の年齢や理解力に応じた説明をしたのち、よく血管に触れて探す。場合によっては、採血部位を患児に選択させてもよい。理解できる患児には、握りこぶしをつくらせる。駆血が強すぎると動脈も圧迫されるので注意する。肘関節と手関節をしっかり固定する。

② 外頚静脈の場合
両上肢と全身を布でくるみ、身体全体を抱え込むようにする。頭部を肩枕や処置台から下げ、顔は採血部と反対側に向け、頸部をまっすぐにして頭部と肩をしっかり固定する。患児は泣いたほうが静脈は露出しやすいが、チアノーゼや顔貌に注意する。止血が不十分だと血腫ができやすいため、確実に止血する。また、頚動脈を圧迫しないように注意する。

③ 大腿静脈の場合
股関節を十分に開き、膝関節が90°になるように内側に水平に保ち、排泄物で汚染されないようにおむつを当て、腰部と両膝関節を固定する。採血後は血腫ができやすいので確実に止血をする。

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